史上最高と評されるシューズにも、駆け出しの時代があった。当時のスニーカー制作現場は、不完全なエア ジョーダン 1のサンプル、ロゴの誤った配置、不規則な縫い目、違和感のあるパッケージで混乱を極めていた。しかし、こうした「間違い」が逆に希少価値となり、記憶に残るマストアイテムとなった。私たちはこれを「Rare Air（希少なAir）」と呼んでいる。
不完全から完璧へ。最高に洗練されたシューズとなるまでの道のりには数々の試行錯誤があった。このエア ジョーダン 1では、初期のサンプルに見られた不完全さを、語り継ぐべき予想外の出来事として現代的なデザインに取り込んでいる。ディープロイヤルブルーの「NIKE AIR」ウーブンラベル、履き口の内側に配された「NIKE AIR」のWingsロゴ、これまで非公開だったブラッシュオフ加工のスウッシュロゴといった唯一無二のディテールが、オリジナルバージョンにまつわるストーリーを伝承。ミスマッチのパッケージが忘れがたいスタイルを加えている。
スタイル:DZ5485-100